噛み合わない会話ほど、ストレスがたまるものはありませんよね。

自分の言ってることが相手に通じないことも、その逆もしかりです。

最近の国会答弁は、会話がキャッチボールになっていませんが、これはわざとではないかと思わせるほどです。

さて、会話を円滑に進めるためには、分かりやすくという言葉が一番です。

とはいえ、この分かりやすくという言葉も抽象的ですよね。

そこで、分かりやすさのひとつの手段として「MECEを意識すること」を紹介したいと思います。

これは、事象のレベルを合わせることを指しています。

分かりやすい例として、みかんと野菜を比較しているケースがあったとしましょう。

これはMECEを意識していない典型例となります。

みかんは果物の一種であり、野菜の比較対象となるのは、この果物になります。

野菜の一種であるキャベツとみかんを比較するのであればOKです。

このように、比較するものの前提を揃えることがMECEを意識するということになります。

大阪とインドを比較したり、新幹線と御堂筋線を比較するのも、MECE的にはよくない例となります。

「会社員が仕事の責任をとって辞職します」というのと「国会議員が仕事の責任をとって離党します」というのが、同じレベルでないことは明らかでしょう。

このように、MECEを意識して、物事を階層的に捉えることが、会話を円滑にすすめるコツのひとつになるのです。