なぜ、世の中、こんなに複雑なほうへ向かうのか?
先日、私と息子のスマホの機種変更に行ってきました。
法人経営の都合上、私は複数の通信端末を保有しています。
このため、もともと、契約はとても複雑なんですが…。
機種変更することにより、さらに複雑怪奇な仕組みになってしまいました。
特典をもらうために、不要なアプリをインストールし、不要なオプションをつけ、後日、それを削除する。
分かっていながら、こんなことに数時間。
仕方がないのかもしれませんが、本当に不毛な作業だと感じます。
この世の中、小細工をすればするほど、複雑な仕組みになっていくのを痛感しています。
例えば、消費税増税を緩和するための軽減税率。
これにより、さまざまなケースが発生し、現場が混乱したのは言うまでもありません。
そして、現在の年金制度。
後付けで仕組みをどんどん付け足すことにより、社労士すら即答できないほどの複雑な仕組みになっています。
さらに、私の本業(コンサル)である企業の業務改革。
あれこれ細かいことをすればするほど、複雑な仕組みとなり、IT導入の妨げとなります。
マイナンバーカード・マイナ保険証など100%の移行が無理なのは誰でも分かります。
であれば、そこに例外は残ってしまい、また別の仕組みが必要となるの目に見えて分かります。
その対応のために、税金が使われ、癒着などにつながることも容易に想像できます。
マイナンバーカードをはじめ、各店舗で発行されるカード類や、電子マネーなどの仕組みも複雑になってきました。
あれこれ手を出すと、管理できなくなってしまいます。
もう少し先を見据えて、シンプルに捉えることはできないものでしょうかね…。
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