全国を襲う線状降水帯により東海道新幹線がストップ!

雑記

2023年6月2日(金)。

日本列島に線状降水帯が襲いかかりました。

多くの被害者の発生し、東海道新幹線がほぼ一日、動かなくなるという異常事態となりました。

大阪在住の私は、その日、東京に出張中で、夕方まで仕事をしていました。

仕事を終えて、夕方、東京駅へ向かうと…

そこには、地獄絵図のような光景が待ち受けていました。

東海道新幹線の運休を受けて、多くの人たち(ビジネスマンだけでなく、外国人観光客や修学旅行生など)で溢れかえっていたのです。

駅員さんや周囲に文句を言い続けている心無い人もいました。

予定を決められない修学旅行生たちはかわいそうですし、引率の先生も大変だったことでしょう。

ただ、独り身の私は、長年の出張経験から、事前に、心の中にリスクプランを用意していました。

まず、飛行機への変更や東京近郊のホテルの予約状況、高速バスの状況を確認し、対応困難であることを確認しました。

すると、迷うことなく、あまり知られていない迂回路である北陸新幹線で金沢駅へ直行。

金沢駅から大阪駅へ戻ろうとしましたが、特急サンダーバードもその日は運休。

これも、想定の範囲内だった私は、金沢駅近くホテルを予約し、近くの街でビールとお寿司を食べて、温泉に入りました。

ゆったりと一泊した後、翌日の早朝、特急サンダーバードで大阪へ。

まだその頃、東海道新幹線はストップしていたため、金沢経由の迂回路で、私はたまたま成功した形となりました。

今回の被害は甚大でした。

ただ、線状降水帯による被害は、この先も増えていくでしょう。

こういった時こそ、リスクプラン、いわゆる迂回路の想定が重要だと感じました。

現在の日本列島(特に本州)は、何十年も前に開発された東海道新幹線頼みの交通網となっています。

我々は、コロナ禍を通じて、AI、リモートワークなどの新しい生活様式を経験してきました。

リニアモーターカーの開発、ローカル線の整備、テレワークによる移動客のコントロール…

など、社会インフラ全体として、もう少し何かリスクヘッジできないものでしょうか…。

Posted by かずきび